■ 6月27日「駅からDAN歩」第10回小江戸「佐原」
駅からDAN歩 第10回は小江戸「佐原」でした。
参加者:14人 天気:晴れ 案内:浅井保雄氏

今日は「駅からDAN歩」今年の第10回で、佐原だった。佐原は千葉県と茨城県の県境を流れる利根川の南岸にある街で、小江戸といわれるなど昔からの商家の街並みが良く残っていると聞いていたので楽しみにして行った。更に佐原は伊能忠敬の出身地として知られている。伊能忠敬の記念館や旧家を訪れた。記念館での忠敬作成の日本の大地図をみるにつけ、家業を隠居した55歳から没した73歳の頑張りに脱帽するばかりであった。ただ背景には、昔から好奇心が旺盛な人物であったこと、商才にも恵まれ、大きな蓄財をしたが、それをこの事業に惜しみなくつぎ込んだそうで、納得する点も多かった。いずれにしても出身地で聞く話は、awayでない美術館でみる絵画同様ストンと入ってくる。なお「佐原」は「さはら」でなく「さわら」と読むそうだ。(栗山)

今まで、あの佐原の地から何故?伊能氏のような人物が出てきたのかと不思議に思っていましたが、小野川沿いの物資の集散地として利根川を利用し江戸と直結し、船運により商売が盛んだった、との説明には成る程と納得できました。そういう環境での伊能氏の存在が、あの大事業を完遂させるエンジンになるのですね。彼の先天的な好奇心、頭の冴えもさることながら、佐原地域のみに閉じずグローバルに活動する環境面の要素も大きくプラスになっている感じがしました。(山森)