■ 7月6日(水)第4回社会科見学『独立行政法人海洋研究開発機構』
第4回社会科見学会は『独立行政法人海洋研究開発機構』に16名で行ってきました。 日本の技術力の凄さを目のあたりにし、なんと能力ある優秀な人がいることに敬服しました。
【横浜研究所】概要のDVDを見た後、半球スクリーンで黒潮の海流、気候変動などの世界や日本の予測シュミレーションに驚きました。深海生物の鑑賞や3Dでの地球深部探査船を見ました。
地球シュミレータは地球温暖化を始とする気候変動の解析将来予測、地震や地球内部変動の解明など「世界最速のスーパーコンピュータ(写真添付)」(2002年世界一)を運用しているそうです。
【横須賀本部】深海調査研究船「かいれい」の前で記念写真。「かいれい」は東北大地震のあとの3月15日〜31日に三陸沖で調査を実施、音波を使って海底を調べ1999年の海底データと比較した結果、北米プレートの地形が南東〜東南東に50m移動し、約7m隆起したことを突き止めたそうです。有人潜水調査船「しんかい6500」は、世界で唯一の水深6,500mの深海まで潜ることができるそうで皆が驚きました。 模型が展示されておりコクピットの中に入ってみると狭くて大変さがわかります。
圧力試験機でのカップ麺容器での加圧実験は、目の前であっというまにカップ麺容器が5分の1に縮んでしまいビックリ。いかに深海の水圧が凄いのかが理解できました。大変良い勉強になり有意義な社会科見学でした。