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■ 11月29日木村さんと紅葉の京都歴史散歩
心配した雨も降らず京都検定1級者木村純子さん案内に紅葉を満喫した1日でした。叡山電車「修学院駅前」集合。福島県、神奈川県、千葉県からも参加がありました。。まずは知る人ぞ知る紅葉の名所「鷲の森神社」へ。ほとんど観光客がいないのですが紅葉はとてもキレイで感動です!清水寺は歩けないほど人が多いらしいですが「ここは本当に穴場ですね」。「蔓殊院」は、建物から庭まで、桂離宮を意識した意匠が多く見られ、部屋は卍崩し巧妙とかつら棚。杉戸の引き手には扇、瓢箪型の金具が用いられ、小書院のふすまは狩野探幽画。庭は小堀遠州作の枯山水。白川の白砂をもって池を表し庭中に鶴亀二島を配している。紅葉がきれいでした。「圓光寺」は家康が学校として築いたもので後に寺院となったところ。家康は木製活字の印刷術を取り入れて図書の出版を行わせた。本堂の東の禅堂は我国臨済宗唯一の尼僧修学道場である。部屋から庭園を見るとまるで絵の中にいるような気がします。「詩仙堂」の名は中国の詩人李白、杜甫など36人を選びその像を掲げたことに由来。その画像は狩野探幽筆で石川丈山得意の隷書体の詩が書き添えられている。現在の庭園は丈山死後100年経って閑院宮家の庇護によって改築・再興されたもの。ツツジ・さつきの刈り込みに紅葉がまぶしいぐらいに輝いている。Kさんから関西にも楽しい「DANの会」を作ってくださいと言われました。・・・いずれ作りたいですね・・・「今福寺」江戸時代、圓光寺の鉄船和尚が再興。芭蕉に傾倒していた鉄船は芭蕉没後、金福寺の草庵を「芭蕉庵」と名づけた。半世紀後荒れていたその庵を与謝野蕪村。芭蕉庵の紅葉も見事でしたよ。
京都の紅葉は初めてでしたが、もうことばに表せないほど感動の連続でした。本当に1日エンジョイしました! |