■ 9月28日 駅からDAN歩第6回「鋸山」再訪
秋晴れの日だというので思い立って「鋸山」に行ってきました。横浜駅東口発09:00バスで木更津駅09:59、木更津駅10:29JRで浜金谷駅11:05
7月は報告しましたように残念ながら小雨と強風でロープウェイが中止になり登れませんでしたが、今回は快晴なので断崖絶壁の景観や展望がとても素晴らしい一日でした。
浅井さんが作成した予定コース通りにロープウェイ山頂駅へ。山頂駅展望台で早速、真っ黒な地獄アイスを食べながら(笑)富士山を眺め絶景を楽しみ資料館を見学、鋸山の岩を削り石(房州石、金谷石)を切り出し、幕末から明治、大正、昭和にかけて、主に横須賀軍港や横浜の港湾設備、東京湾要塞の資材として利用された。また、靖国神社や早稲田大学の構内にも利用されています。
約10万坪の日本寺、拝観料600円。すぐ左の「十州一覧台」へ。急な階段を登ると世界救世教記念碑、浅間神社があった。下り、今度はなだらかな階段を上がり「百尺観音」へ。これはすごい、六か年の歳月を経て昭和41年に完成した大観音石造、世界戦争戦死病没殉難者供養と交通犠牲者供養のために発願され、かつての石切場跡に彫刻完成されました。航海、航空、陸上交通の安全を守る本尊として崇められています。ここから崖の突端に突き出した「地獄のぞき」の小さい展望台が上に観え、ビックリ。いよいよ「地獄のぞき」へ、急で足場が悪い岩場を手すりにつかまって展望へ、一人か二人の足場しかない。恐る恐る下をのぞく、地獄は迫力ある、怖い、「皆さん、天国へ行きましょうね!」
山頂展望台からの眺めも素晴らしい。山頂から下り、1553体の羅漢が並ぶ「千五百羅漢」を観て、昭和44年6月、四か年にわたる復元工事によって再現した名物ともに日本最大の「大仏さま」をお参りして階段を下り大黒堂、薬師本殿などを観て歩いていたら「漱石子規鋸山探勝碑」と刻まれた石碑があった。二人の友情と文学について語り合っている当時が偲ばれた。

コロナ自粛で歩けず足がだいぶ弱っていたのもあるが鋸山の階段は登ったら下る。下ったら登らなければならない当たり前だが、帰りの大仏の下からロープウェイ頂上駅までの登りは、休憩、休憩しながらやっとたどり着いた。疲れた〜(笑) 
帰りは東京湾フェリー金谷港16:30 久里浜着17:10 バス、京浜急行乗り継ぎ横浜着18:13 (北原)