■ 2020年2月26日 駅からDAN歩 第1回 越生梅林
越生梅林内は1000本の梅の木と100本以上の古木が植えられている。なかでも樹齢650年を超える「魁雪」には驚いた。周辺には2万本の梅の木が植えられていて歩くととても気持ちが良い。昭和25年に日本観光百選瀑布の部において入選に選ばれた景勝地である黒山の三滝は周辺の空気がとてもおいしい。森林浴だった。(北原)

DANの会「駅からDAN歩」今年の第一回は埼玉県越生(おごせ)町、「越生駅」は東武東上線の坂戸から分かれる支線越生線の終点で、八王子から高崎に向かうJR八高線と接している。越生を有名にしているのが、越生梅林、関東三大梅林の一つとされ、勿論今日は梅の満開に合わせた。梅林は白梅が満開、この花の白さが良い。春の花といえば桜だが、梅の白は華麗というよりもっとしっかりした強さを感じさせる。何でもここの梅林の先祖は14世紀なかば、九州大宰府から持ってきた梅に始まるそうだ。百年後にはあの太田道灌の父道真がこの地に居を構えたという。鎌倉時代からの歴史がある最勝寺、道真館跡にある建康寺にも寄る。梅林から4Kほど南の黒山の渓谷にはちょっとした滝があった。天狗滝、男滝、女滝で古くから修験道の霊場とされ今は県立の自然公園の一部となっていて、夏場は賑わいそうだ。渓谷に転がる岩は赤、青などのきれいな岩で印象的だった。(栗山)